狩尾






左:指揮所?らしき窪地群、右:同左



左:同上、右:同左



左:同上、右:機銃座?らしき円形窪地



左:円形窪地その2、右:コンクリートの基礎(最近の?)



左:砲座のあった平坦地付近、右:道路脇から陣地方向を



左:米軍の航空写真(R407-9、国土地理院)


航空写真を見ると、狩尾岬の一つ東の岬の根元付近に高射砲陣地が写っている。またその東には、電波標定機陣地の地形らしい円形平坦地が見える。
砲座のあった平坦地は削られ、畑と荒地とになっている。しかし砲座左翼か南に伸びる軍道とその脇にある指揮所らしき窪地群、その北東にある3ヵ所の銃座らしき円形窪地が残っている。
東側の電波標定機陣地跡らしき場所は、周辺が荒地やホテルの残骸などになり立入りが困難となっている。




日付 高射戦記、砲兵沿革史、復員省資料等による記事
昭和19年11月 独立高射砲第22大隊 高射砲第3中隊
昭和20年6月 タ号2型1基 能(狩尾)(高射砲隊電測小隊配置状況表より)
昭和20年8月 タ号3型1基 能(狩尾) (電波標定機配置表より)