夜明山付近の陣地

発電所


左:発電所の外観、右:入り口


左:天井のレール、右:発電機の基礎


左:扉、右:コンクリート辺と何らかの機器


左:上に登る階段、右:1階の小部屋


左:台所跡、右:内部、天井が高い


左:冷却用の水槽、右:冷却水の排水路、昔は蓋で塞いであったのが外されて壊されている


左:外観、右:部屋の隅の残骸
国立天文台の北隣の敷地内に発電所跡が建っている。防弾仕様で分厚いコンクリート造りであるが、本格的な艦砲射撃や爆撃には耐えられない事から、後に地下へ移設された。
戦後、付近の施設の工事の為に利用され、ガイドの方もここで働いていた事があるらしいが、利用後は現状復元された。といってもここまで酷くは無く、その後の観光客によって破壊されてここまでの惨状になったそうだ。
夜明山 頂上周辺


左:夜明山、右:夜明山の東側にある海軍通信施設跡


左:陣地構築時の工事機材、右:同左


左:海軍の標柱、右:露天式のカノン砲砲座


左:錨マーク入りのビール瓶、右:壕入り口


左:壕内、水浸し、右:銃眼と機銃台


左:食用にされたカタツムリの殻、右:炸裂した砲弾の破片


左:壕入り口、右:壕入り口


左:大きな螺旋状の地下壕に敷かれたトロッコレール、右:同左の端


左:朽ちた木材、右:掘削用の○○の破片


左:掘りかけの壁面、右:散乱した生活用具


左:薬缶など、右:食器の破片


左:資材の鉄板、右:ビール瓶と食器の破片


左:壕入り口、右:88式7cm野戦高射砲の車輪


左:入り口の爆風避け、右:砲眼と野戦高射砲の残骸


左:砲身は外れている、右:砲架と脚の端


左:少し後から、段差がある、右:天井の穴、ケーブルが延びている


左:水没したバッテリー、右:壕の出入り口、銃眼がある


左:壕内、右:何かの扉、忘れた
海軍の通信施設跡の脇から夜明山に入った。小さ目の地下壕と、それから大きな螺旋状のトロッコレールの敷かれた地下壕を歩き、夜明山の山頂付近に出る。
初めは簡単な地図を描いていたが、余りに急いで動くのと、途中でメモリーが足りなくなって不必要なデータを消しながらの撮影だった為、どこをどう歩いたのか良く覚えていない。
夜明山 頂上から南西部にかけて


左:夜明山頂上から二見湾、右:露天式カノン砲砲座


左:カノン砲砲座内部、右:砲座を引きで


左:探照灯もしくは聴音機の台座、右:探照灯もしくは聴音機の台座その2


左:監視所、右:同左の内部


左:資材の鉄板、右:連絡路


左:奥に高角砲が見える、右:地下陣地への入り口


左:砲眼、右:同左の内部、カノン砲の残骸


左:カノン砲脚部、右:下へと続く通路


左:10年式12cm高角砲、右:同左の砲尾部


左:観測所、右:観測所の隅にあった何かの残骸


左:垂直に近い通路、右:地上部の塹壕


左:弾薬庫か何か、右:地下陣地掘削用のトロッコレールと車輪


左:資材用コンクリートの中身が固まったもの、右:コック


左:壕の壁に残っている棚の支え、右:88式7cm野戦高射砲


左:アップ、右:砲尾部の刻印


左:後から、右:中心部分のアップ(右側)


左:アップ(左側)、右:境浦の真上にあたる(沈没船が見える)
夜明山山頂部には、露天式のカノン砲砲座、探照灯と聴音機の台座、トーチカのような監視所がある。
山頂から南に下った一帯には、境浦に向けてのカノン砲と高角砲の陣地がある。初めは地上に陣地があり、弾薬貯蔵用の窪地や連絡用の塹壕等がある。その地下には地下式陣地が続き、境浦方向に砲眼が開いている。
またその少し南西側の別の地下陣地内には88式7cm野戦高射砲が入っている。これが件の高射砲で、戦後しばらくしてからガイドの方が聞き取り調査を基にして発見したそうである。発見当時は砲眼はカモフラージュされており、高射砲全体はグリスで塗られてキャンパス布で包まれ、新品同然の状態だったそうだ。また砲の脇には実弾が2発置かれていたという。しかし発見後にガイドの方は大怪我を負って本土に入院。半年後に戻ってみると、全て取っ払われて今のような状態になっていたそうだ。そのままでは錆びて朽ちてしまうので、保存して貰うと村や船舶振興会等に働きかけたものの対応してもらえず、今のように錆びついてしまったそうだ。残念な話である。
夜明山 南東部


左:10年式12cm高角砲、右:同左


左:もう一丁、右:砲眼からの景色(東側だったような気が)


左:壕の出入口、右:同左を内部から


左:何かの倉庫跡、右:41式山砲


左:壕の出入口、右:通信壕内部


左:通信壕は広い、右:沈殿槽


左:水浸しの向こうに出入口、右:消音タイルの残骸


左:かなり広い、右:相当広い


左:全くもって広い、右:通信壕の出入口、ドアを4層にもしてあったらしい
南東側には東側を向いた高角砲が2門入った地下壕がある。
また南東側から海軍通信所跡の方向に戻って行くと、地上の通信所を地下に移した地下壕がある。内部はかなり広く、また防音の為に壁に木製の消音タイルを張っていた部屋があったり、出入口に4層のドアを配した跡があったりする。
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