周防遠征 その2
令和6年 11月9日~10日

ヤマハッカ、ハナウリクサ?、アキノキリンソウ、サラシナショウマ

2日目の行程(国土地理院の地図を基に作成)
2024年11月10日
ホテルの朝食を摂って、7時半に出発。
高嶺城


左:門跡へと下る道、右:門跡


左:主郭南面の石垣、右:同左


左:主郭南面の石垣、右:主郭


左:主郭から山口市街を望む、右:主郭の縁は石垣


左:主郭東面の石垣、右:同左


左:主郭北東下の石垣、右:同左


左:その続きの石垣、右:更にその北側の石垣


左:その周辺の石垣、右:石垣

30年ぶり2回目。城の東下にあるテレビ中継所まで車道があるが、道が狭い上に駐車スペースが狭く、別の車が居ると転回が難しくなること、また登山客が多いことから、西下の谷にある駐車場に停めてから歩いた方が良い。また広い城域を満遍なく回るのであれば猶更、駐車場から歩くべきである。今回はKさんに押し切られた。狭かった。
主郭周辺の石垣が良い。他の場所は大味である。
周慶寺山城


左:主郭南側に建つ反射板、右:主郭


左:南西ピークの先にある謎の溝、右:同左


左:溝の東端、右:溝の西にある堀切?

JR山口線上山口駅の東にある善生寺の裏手の山頂にある。寺の駐車場を利用させていただいた。墓地へ降りる手前左に登り口がある。
本当にここは城なのか?という気持ちになる。城らしい遺構は何もない。
東側のピークの先に、尾根に沿って塹壕のような溝がある。東端が明確で、古い道ではなさそうである。
恋路山城


左:主郭、右:主郭南下の横堀


左:主郭南西下の横堀、右:同左の南西にある堀切


左:横堀の西端、右:主郭東下の二重堀切の西側の堀切


左:二重堀切の真ん中の土盛り、右:二重堀切の東側の堀


左:主郭北東下の二重堀切、右:同左を上から

ここも駐車スペースが無い。城の近くまで車で入ってしまうと、切り返しすら難しくなる。少し離れた広めの車道に停めて歩いたが、広めといってもそれ程広いわけもなく、近所の迷惑になったかもれいない。
小ぶりながらメリハリの利いた城である。北西面を除く周囲に横堀があり、南西、南東、北東の3か所が横堀も含めた二重堀切になっている。
2日目に予定していた目標を1日目に登ってしまったので、ここに来て弾不足になってしまった。そこで解散地である徳山へ向かう途中にあった若山城へと向かうことになった。私とKさんは30年ぶり2回目、Sさんも単身赴任中に1度来ているらしいが、致し方ない。
若山城の近くの毘沙門というラーメン屋で昼食。人気店らしく、ひっきりなしに客が来ていた。少し値段が高かったが、実際に美味しかった。
若山城


左:主郭、右:主郭北下の畝状竪堀


左:畝状竪堀、右:畝状竪堀


左:畝状竪堀、右:主郭西下の郭


左:石垣、右:西端の郭


左:畝状竪堀、右:畝状竪堀

三の丸まで車で登れるが、道幅は狭く離合は難しい。
主郭の北下斜面に群生する畝状竪堀が見どころ。というかそれ以外は西の郭の石垣以外に見どころは無い。
上野の城山


左:主郭南西下の郭、右:主郭


左:主郭西下の郭、右:山の西斜面は墓所

ここも駐車スペースが無い。道路脇のゴミ収集スペースらしき場所に車を停めたが、余り良くは無い。
幾つか登り道があるようだが、西麓からのものが分かりやすい。幾つか郭があるようだが、堀切や土塁といった防御施設は見当たらなかった。
勝栄寺城


左:北西面の土塁、右:土塁


左:北東端の土塁の断面、右:南西端の土塁の断面

JR山陽本線新南陽駅の西、勝栄寺の敷地に土塁の一部が残っている。近くの図書館の駐車場が利用できると思っていたのだが満車で、近くの道路に路駐した。
立派な土塁が北西部分だけ残っている。
東山防空砲台


左:地下指揮所入口、右:高角砲座入口


左:高角砲座内部、右:高角砲座内部から入口を


左:探照灯管制器台座、右:探照灯台座

周南緑地公園の西緑地内に、東山防空砲台の施設が残っている。遊歩道で回れる範囲にあるので、途中で小雨が降り始めたものの見て回れた。発電所跡もあったのだが見逃してしまった。
雨も止まないので、以上にて今回の遠征は終了。
JR徳山駅で解散。KさんとSさんと別れて、1人広島へと戻る。これくらいの距離だと楽で良い。
総括:
周防は中世城郭が薄い地域なのだが、それに加えて私の大腸ポリープ手術の為に比高があるハードな山城を省いた結果、手ごたえのないラインナップになってしまった。代わりに山登りの必要な防空砲台や見張所を足した方が良かったかもしれないが、SさんはともかくKさんからは反発を受けたかもしれない。目標の選定は難しい物である。
戦果
攻撃対象 15城
うち 棄権 0城
15城 攻略
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